三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです。三国志の全登場人物を1日1人以上紹介中。リニューアル中のページは見られない場合があります
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蘆名盛興(あしな・もりおき)
陸奥の人(1547~1574)
蘆名盛氏(もりうじ)の嫡子。盛氏は正室の他に妻を持たず、結婚から10年目に生まれた待望の男子だった。
名門・蘆名家の最盛期を築いた父の素質を受け継ぎ、14歳で家督を譲られたが、盛氏は第一線を退かず二頭政治を布いたと思われる。
1566年には伊達輝宗(だて・てるむね)の妹を正室に迎え同盟を強化し、順風満帆に見えたが1574年、28歳の若さで没した。
死因は酒毒(アルコール中毒)とされ、盛氏が2度にわたり領内での酒造を禁止していることから、盛興の酒豪ぶりを懸念していたと推測される。
盛興に男子はなく、他に兄弟もなかったため他家から養嗣子を迎えたが、その後も当主の早逝が相次ぎ、蘆名家は一気に凋落していくこととなる。