三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです。三国志の全登場人物を1日1人以上紹介中。リニューアル中のページは見られない場合があります
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二本松義継(にほんまつ・よしつぐ)
陸奥の人(1552~1585)
陸奥の大名・二本松家の当主。
1585年、伊達政宗に攻められ降伏しようとしたが、政宗は所領安堵を認めずほとんどの領地を没収しようとした。
すでに隠居していた政宗の父・伊達輝宗(てるむね)らの仲介で条件は緩和されたが、義継の怒りは収まらず、輝宗を拉致して連れ去った。(一説には輝宗の家臣が刀を研いでいるのを見て暗殺されると勘違いし先手を打ったとも、不穏な空気を悟った輝宗が政宗の代わりに義継を引見し、政宗が無理ならばと父をさらったともいう)
だが居城へ向かう途中で政宗が追いつき、輝宗が「俺ごと撃て」と命令したため鉄砲隊によって義継は輝宗もろとも射殺された。
政宗が独断で射殺を命じたとも、義継が輝宗を先に殺したなど諸説あるが真相は闇の中である。
父を道連れにされた政宗は激昂して自ら義継の遺体を切り刻み、さらに藤蔓でつなぎ合わせて木から吊り下げたという。