三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです。三国志の全登場人物を1日1人以上紹介中。リニューアル中のページは見られない場合があります
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1570年、姉川の戦いで徳川軍の敵中深くに切り込み過ぎて孤立し、直隆の子・真柄隆基(たかもと)とともに兄弟そろって戦死した。
直隆を討ち取ったのは向坂(さきさか)三兄弟と言われ、その時に使った太刀は「真柄斬り」と名付けられ名刀のひとつに数え上げられる。
また太郎太刀も熱田神宮に奉納されており、一説によると、それは太郎太刀ではなく次郎太刀で、太郎太刀は白山比咩神社に奉納されたものだとも言う。
また真柄家は朝倉家の完全な家臣というわけではなく、独立した地位を保っており、直隆ら三人が戦死した後も家は存続しているようである。
ちなみに弟の直澄はあまりに史料が少ないことから存在が疑われており、直隆と同一人物だとする意見もある。
このように事績は非常に少ないが、地味な印象の濃い朝倉家の中でひときわ目立つ存在として、創作においては重宝がられており、知名度はまずまず高い。