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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―魏・臧霸  山賊将軍



臧霸(ぞうは)字は宣高(せんこう)
泰山郡華県の人(?~?)

~経歴~
魏の将。
法律を悪用し人を処刑しようとした太守に逆らい父が投獄されそうになったとき、臧霸は食客を率いて襲撃し父を奪い返した。護送団は百名いたが、臧霸を恐れて誰も刃向かわなかった。これにより臧霸の勇名は知れわたった。
親分肌の人物で、兵を集めて徐州に勢力を築いていた。呂布に味方して曹操と戦ったが敗れ、臧霸は賞金をかけられた。しかし曹操は捕らえた臧霸を引見するとすぐに気に入り、将として取り立てた。
反乱した徐翕(じょきゅう)と毛暉(もうき)が臧霸に身を寄せたため、曹操は劉備を向かわせ「2人の首を渡せ」と命令した。しかし臧霸は「こうして私が独立できたのも、曹公が許してくれたからだ。その恩に背くことはできないが、主君のために道義を説くことはできる。私と同じように彼らも許してやってくれ」と劉備を説得した。仁義の人の劉備は感動し弁護したため、曹操も彼らを許した。
袁紹との戦いでは臧霸は東方に進出し、曹操は東を気にせず戦うことができた。袁氏を平らげると臧霸は率先して一族や配下を袁氏の土地に移住させ、治安を安定させたため曹操は感激した。
絶大な信頼を受けた臧霸は徐州を任され、呉に対する最高司令官の一人となったが任侠精神を失わず、配下が罪を犯して臧霸の知らないうちに処罰されても、恨むどころか感謝したという。
呉を攻撃するとき、臧霸は張遼とともに先鋒に任じられた。ところが大雨で本隊は撤退し、取り残された臧霸たちの前に敵艦が迫った。将兵は動揺し張遼は無断で退却を指示しようとした。しかし臧霸は「曹公が我々を見捨てられるはずがない」と止めた。はたして翌日に曹操から撤退命令が下った。張遼はこのことを曹操に伝え、臧霸はますます重用されることになった。
山賊あがりだった臧霸の位は三公に次ぐ程までに昇り、軍事問題が起こると曹丕や曹叡は常に臧霸を招き、相談したという。

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