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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです。三国志の全登場人物を1日1人以上紹介中。リニューアル中のページは見られない場合があります

三国列伝―魏・朱建平  人相見の達人

朱建平(しゅけんぺい)字が建平か
豫州沛国の人(??~??)

魏に仕えた人相見。
213~216年頃、評判を聞いた同郷の曹操に招聘された。

ある時、曹丕は自身や居合わせた者の寿命を占わせた。
曹丕は「寿命は80歳だが40歳の時に災難がある」と占われた。
40歳の時、重病にかかると「朱建平は私を怒らせまいと、昼と夜を別々に数え80歳と言ったのであり、本当は40歳が寿命なのだろう」と言い遺し病没した。

夏侯威(かこうい)は「49歳で州牧になるが災難に見舞われる。それを乗り越えれば70歳まで生き、天子の後見役になる」と占われた。
49歳で兗州刺史となり、12月に大病を患い覚悟を決めたが、快方に向かった。すっかり安心し大晦日に祝宴を開いたが、その夜のうちに再発し没してしまった。

応璩(おうきょ)は「62歳で侍中となるが災難に遭う。その一年前にあなたにだけ見える白い犬に会う」と占われた。
61歳で侍中となり、ある日、白い犬を見かけた。尋ねても他に見た者はなく、寿命を悟った応璩は友人と遊び、旅行に出掛けたりと遊興にふけり63歳で没した。

曹彪(そうひょう)は「王位を得るが57歳で兵禍に遭う」と占われた。
楚王になり57歳の時、王淩(おうりょう)の反乱に加担し、それが露見して自害させられた。

荀攸(じゅんゆう)は「年上の鍾繇(しょうよう)より先に亡くなり、遺族の面倒を見てもらうだろう」と占われた。
鍾繇はそうなったら妾の再婚相手を探してやるとからかったが、予言通りとなり、それを嘆いた。

ほとんどの予言が当たったが、王昶(おうちょう)、程喜(ていき)、王粛(おうしゅく)への予言だけは当たらなかった。
特に王粛(おうしゅく)は「寿命は70歳を超え、官位は三公に上る」と占われ、62歳の時に重病にかかると「朱建平が予言した寿命も官位も実現していない」と余裕を見せたが、そのまま没してしまったという。

また人間だけではなく馬の相も見ることができた。
曹丕の乗騎を寿命が今日で尽きると見立てると、はたして馬は曹丕が焚いていた香の匂いを嫌がって噛み付いたため、怒った曹丕に殺されてしまった。

朱建平は黄初年間(220年~226年)に没した。

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