忍者ブログ

夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―魏・曹彰  曹操の血をさっぱり受け継がなかった子



曹彰(そうしょう)字は子文(しぶん)
沛国の人(?~223)

~経歴~
曹操の四男(卞氏(べんし)の子としては次男)。曹丕の同母弟。
常人離れした腕力で、素手で猛獣とも戦えるといわれた。
烏丸(うがん)征伐など異民族との戦いで活躍し、鮮卑(せんぴ)族の王・軻比能(かひのう)は曹彰を恐れて服従した。
曹操もその力を愛で「黄鬚(こうしゅ 虎のヒゲを持つように勇ましいという意味)」と呼び賞賛した。
野心も強く、曹操が死ぬとすぐに駆けつけ、曹操の印綬がどこにあるのか尋ね、賈逵(かき)に「父の死を悲しむより先に、そんなことを尋ねるべきではない」とたしなめられた。
父の死からわずか3年後、洛陽で急死した。彼の武勇を恐れた曹丕による暗殺ともささやかれている。

ちなみに曹芳(そうほう 3代皇帝)は曹彰の孫だという説もある。


~逸話~
曹操は武勇一辺倒の曹彰に「いくら剣の腕を磨いても人の上に立つ者にとって、どれだけの役に立つだろうか」と学問を命じた。
だが曹彰は「男子たるもの10万の兵を引きつれ戦うことこそ本懐である。俺は博士になる気などない」と聞く耳を持たなかった。
勉強=博士という言葉が出てくるあたり、いかにも筋肉バカな気配がただよう。その気質は子供の頃から変わっていないようで、父に将来の夢を尋ねられた幼い曹彰は「将軍になり兵士の先頭を切って戦うこと」と答えている。
名馬を求めるために自分の側室を差し出したという話から見ても、後継者には逆立ちしてもなれない子だったが、曹操はたいそうかわいがったようである。

拍手[0回]

PR

コメント

プロフィール

HN:
小金沢
性別:
非公開

P R