忍者ブログ

夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―魏・張春華  司馬懿のヤンデレ妻



張春華(ちょうしゅんか)
河内郡平皋県の人(189~247)

司馬懿の正室。司馬師、司馬昭らの母。
幼少の頃から徳行に秀で博識だった。学問では夫をしのいでいたため侮っていたともいう。
司馬懿に嫁いだ後、夫は曹操に招かれたが重病と称して床に伏せり仕官を断った。曹操は仮病だと思い刺客を差し向け、驚いて逃げ出したら殺すよう命じた。だが司馬懿は刺客を前にしても起き上がらず難を逃れた。
その後、司馬懿は庭で本を虫干しさせたが、にわか雨に降られあわてて自ら本を片付けた。それを女中に目撃されてしまい、仮病を曹操に知られては一族の危機と、張春華はすかさず女中を殺し口封じした。それ以来、司馬懿は妻に注意を払うようになった。
だが結局、曹操は「首に縄をつけてでも司馬懿を連れて来い」と命じ夫はやむなく仕官した。
なお司馬懿が仕官したのは201年のことであり、この逸話が事実だとすれば張春華はまだ13歳である。

やがて司馬懿は側室を置くようになり、張春華に会うこともまれになった。
ある時、司馬懿が病に倒れたと聞き見舞いに行くと、司馬懿は「小憎らしい老いぼれが今さらしゃしゃり出てきて何の用だ」と罵った。
張春華は激怒してハンガーストライキを始め、息子らにもそれを強いた。
妻はともかく息子が餓死してはたまらないと司馬懿は謝罪したが「老いぼれの命を惜しんだのではない。息子らが苦しんでいるのを気に病んだだけだ」と捨て台詞を吐いたという。

247年、司馬懿より4年早く59歳で没した。孫が帝位に上ると皇后の位を追贈された。
「演義」には登場しない。

拍手[0回]

PR

コメント

プロフィール

HN:
小金沢
性別:
非公開

P R