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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―魏・常林  鞭打ちの血が騒ぐ



常林(じょうりん)字は伯槐(はくかい)
河内郡温県の人(??~??)

魏の臣。幼少の頃から聡明で知られた。
長じてからも貧しい日々を送っていたが、農耕に励みながら学問を修めた。妻とは仲睦まじく、常林に自ら弁当を運び、常林も妻にまるで賓客のように接したという。

袁紹を盟主とし董卓追討軍が結成された頃、王匡(おうきょう)は官民の罪を厳しく取り締まり、財産没収や一族皆殺しの罰を与えていた。
常林の叔父も食客を鞭打ちしていたことを見咎められ逮捕された。すると常林は王匡と同郷の者に助けを求め叔父を救い出した。
ちなみにその後、常林も遺伝なのか役人を鞭打って批判されている。

常林は上党に移り住み農業に励んだ。干ばつやイナゴに苦しめられたが常林の田畑だけは豊作だったため、凶作の人々に施した。また張楊(ちょうよう)が侵攻してくると計略を練ってそれを撃退した。
後に并州刺史で袁紹の甥の高幹(こうかん)に招かれたが、それを固辞した。だが袁氏が没落し代わって曹操が北方を治め、并州刺史に任命された梁習(りょうしゅう)に推挙されると、それには喜んで応じ大きな治績を上げた。常林は出世を重ね幽州刺史にまで上った。
曹丕の代には侯に封じられた。(役人を鞭打ちしたのはこの頃である)

曹叡の代にはもう70を超える高齢だったが、用いるべき人材として盧毓(ろいく)にも推挙された。
また同郷で軍事の頂点に立ちつつあった司馬懿にも敬意を払われていたという。
晩年には三公にも推されたが、病を理由に辞退し、83歳で没した。

アイコンは鞭打ちをクローズアップしてもらったが、こうして見るとどちらかといえば農業キャラかもしれない。

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