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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―魏・婁圭  またの名は夢梅



婁圭(ろうけい)字は子伯(しはく)
南陽の人(?~?)

~経歴~
曹操とは若い頃からの付き合いで、野心にあふれた婁圭は常々「いつか数万の軍馬を指揮してみたい」と言っては仲間に笑われていた。
やがて亡命者をかくまった罪で投獄されたが脱獄し、追っ手の中にまぎれて逃げ延びた。
南陽で一旗揚げ張済(ちょうせい)を討ち取ったが、甥の張繍に恨まれて逃げだし、以降は曹操に仕えることになる。曹操に腕を買われ、婁圭は破格の待遇を与えられたため、家には財宝があふれ、曹操は「婁圭は私よりも裕福だ。ただ権力だけがない」と笑ったという。

馬超と戦ったときのこと。馬超の奇襲に苦しめられ、陣営を築くことができない。そこで婁圭は砂を盛りあげさせて水を掛ければ、一晩経てば氷の城ができあがると献策し、無事に陣営を築いた魏軍は勝利を収めた。
曹操は「婁圭の計略には私も及ばない」と絶賛した。

しかし曹操に仕えても絶えず野心を燃やし続けていた彼は、常に警戒されていた。ある日曹操父子が出かける様を習授(しゅうじゅ)とともに見かけ、習授は「あの父子は天下を我が手にしている。なんと素晴らしい」と嘆息した。すると婁圭は「下克上の世に生まれたからには、ただ見ているだけではなく、自らつかみ取ればいいのだ」と言い捨てた。
習授はこの言葉を曹操に伝え、危険を感じた曹操はこれを好機として婁圭を処刑してしまった。

「演義」では婁圭は夢梅(むばい)という名の浪人として登場し、馬超と戦う曹操に氷の城を献策している。

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