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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです。三国志の全登場人物を1日1人以上紹介中。リニューアル中のページは見られない場合があります

三国列伝―魏・劉昶  一緒に飲まなくていい男

劉昶(りゅうちょう)字は公栄(こうえい)
豫州沛国の人(??~??)

魏の臣。
生来の酒好きだが博識で名高く、人物鑑定に巧みだった。

同郷の武周(ぶしゅう)に頼まれ3人の子を鑑定し、長男の武陔(ぶがい)は宰相に、下の二人も高位に上るだろうと見立てた。
武陔は三公の目前まで行ったが、晋に禅譲されると魏に義理立てして昇進を断り、清廉さを讃えられ「晋書」にも立伝された。
下の二人も高位に上り、見立ては的中した。他に范喬(はんきょう)の出世も当てた。劉昶自身も兗州刺史に上った。

253年、王戎(おうじゅう)が阮籍(げんせき)を訪ねると劉昶が居合わせ、3人で歓談した。
阮籍は王戎に「良い酒が2斗あるから飲もう。公栄にはやらなくていい」と誘い2人だけで酒を飲んだが、劉昶は恨み言の一つもこぼさず話をし続けた。

後日、不思議に思い王戎があれは誰だったのかと尋ね、阮籍は兗州刺史の劉昶だと告げた。
王戎は「劉昶より優れた者なら一緒に飲むべきで、劣る者ならやはり飲まない理由はない。劉昶だけが一緒に飲まずに済むのだ」と納得したという。

この逸話はあちこちに書かれているが出典ごとに発言者が異なったり、意味が逆になったりと混乱が見える。

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