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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです。三国志の全登場人物を1日1人以上紹介中。リニューアル中のページは見られない場合があります

三国列伝―後漢・張芝  草聖

張芝(ちょうし)字は伯英(はくえい)
涼州酒泉郡の人(??~192)

後漢末の書家。
司隷弘農郡に移り住んだため弘農の人とも書かれる。

父は太常まで上ったが、張芝は仕官せず、生涯を草書の技巧の追求に捧げ、並ぶ者がなかった。
当時最も名高かった杜度(とど)、崔瑗(さいえん)に学び、やがて名声は上回った。

字を書ける物はなんでも利用し、家にある布は必ず字を書いてから衣服を作らせた。いつも池に向かって草書の研究をしていたため、墨で池の水は真っ黒になった。そのため書道を「臨池」とも呼ぶ。
しかし(他人に文書をやる時は?)常に楷書で書き「忙しくて草書をする余裕がない」とうそぶいた。(※草には忙と同じ意味がありダジャレ)そのため彼の書は多く残らず、後世の人々は宝物とした。

弟の張昶(ちょうちょう)が兄に次ぐ名手とうたわれ、張芝は多くの弟子を取ったがいずれも張昶にすら及ばなかった。
魏で随一の草書家の韋誕(いたん)をして張芝を「草聖」と言わしめ、晋の衛瓘(えいかん)、索靖(さくせい)ら草書の名手は「衛瓘は伯英の筋を得て、索靖は伯英の肉を得た」と評された。
「書聖」と呼ばれ後世に絶大な影響を与えた、東晋の王羲之(おうぎし)も張芝には敬意を払ったという。

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