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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―蜀・程畿  退かぬ媚びぬ



程畿(ていき)字は季然(きぜん)
益州巴西郡閬中県の人(??~222)

蜀の将。はじめは劉璋(りゅうしょう)に仕える。
漢中の張魯(ちょうろ)に備えていた龐羲(ほうぎ)は、広く人材と兵を集めていたためかえって謀叛の嫌疑を掛けられた。
龐羲は配下にいた程畿の息子を派遣し程畿に弁護を頼んだ。しかし程畿は「異心を抱いていないなら誠意を尽くせばいい」と取り合わなかった。
龐羲は激怒し、協力しなければ息子を殺すと脅したが、程畿は楽羊(がくよう)という古人が忠誠を示すため息子の肉入りのスープを食べた故事を引き合いに出し「今スープを差し出されれば飲むだけだ」と拒絶した。
龐羲は諦め、自ら劉璋に釈明したため事なきを得た。その話を伝え聞いた劉璋は程畿を太守に取り立てたという。

その後、劉備が益州を制圧するとその配下となった。
222年、夷陵の戦いに従軍し大敗した時、周囲の者は「物資や兵を捨て船を軽くすれば逃げ切れるでしょう」と進言したが、程畿は「私は戦場において逃亡したことは一度もない。陛下(劉備)とともに危地にありながらそんな無様な真似ができるか」と返すと、その場にとどまり徹底抗戦を続けた。
そしていくつかの敵船を沈めたものの衆寡敵せずに戦死した。

「演義」では夷陵の戦いで初登場し「正史」と同様の戦死を遂げる。

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