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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―その他・的盧  主を救った凶馬



的盧(てきろ)
出身地不明(??~??)

劉備の愛馬。劉表(りゅうひょう)の下にいた時、蔡瑁(さいぼう)らが劉備の暗殺を企んだが、それに気づいた劉備は単身で逃げ出した。
ところが川にはまってしまい動けなくなり、追手が迫った。劉備が「努力すべし」と声をかけると、的盧は一躍3丈を跳び、逃げ切ることができた。

「演義」でははじめ山賊の張武(ちょうぶ)が乗っていたが、それを討伐した劉備が劉表に献上した。
だが蒯越(かいえつ)がそれを主人に仇なす凶馬だと指摘したため、劉備に与えられた。
伊籍(いせき)も劉備に凶馬だと忠告したが「馬に運命を妨げる力はない」と取り合わなかった。(後に伊籍はこの発言に感銘を受けてか劉備に仕える)
その後、劉備は蔡瑁に刺客を差し向けられ川に追い詰められたが「的盧よ私の運命を妨げるのか」と叫ぶとそれに応えるように的盧は跳躍し、難を逃れた。
劉備と劉表の器の対比まで取り込んだ素晴らしいアレンジである。

また「傅鶉觚集」では的盧は劉備が曹操の下にいた頃にもらい受けたとされ、数多い名馬の中からやせこけて骨の浮き出た的盧を選んだためはじめは嘲笑されたが、後に荊州で的盧のおかげで難を逃れると、人々は態度を改めて感服した、という。

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