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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです。三国志の全登場人物を1日1人以上紹介中。リニューアル中のページは見られない場合があります

三国列伝―女性・清河長公主  曹操の長女

清河長公主(せいかちょうこうしゅ)本名は不明
豫州沛国譙の人?(??~??)

曹操と劉夫人(りゅう)の娘。
母が早逝したため、兄の曹昂(そうこう)、曹鑠(そうしゃく)とともに丁夫人(てい)に育てられたと考えられる。兄二人も早逝している。

彼女に関して「魏略」に2つの印象深い逸話がある。
曹操が彼女の婿を探した時のこと、旧友の子の丁儀(ていぎ)の評判を聞き、曹丕に相談した。
曹丕は「丁儀は隻眼で姉上には相応しくない。夏侯惇の子がいいでしょう」と推薦した。同じ隻眼なら夏侯惇の子のほうがマシという彼らしい皮肉である。
曹操はその通りにしたが、後に丁儀の才知を見せられると、たとえ盲目でも嫁がせるべきだったと悔やんだ。
丁儀もまたこのことから曹丕を恨み、曹植(そうしょく)の腹心として後継者争いに血道を上げた。なお曹丕は曹操の後を継ぐとすぐさま丁儀を殺している。

その後、夏侯惇の子の夏侯楙(かこうぼう)に嫁いだ清河長公主は、夫が好色で多くの愛妾を抱えていることを恨んだ。
夏侯楙の弟らは失態を演じて兄に叱責され、このままでは処罰されると恐れ、義姉の清河長公主とともに夏侯楙を陥れようと企んだ。
罪をでっち上げて皇帝の曹叡(そうえい)に上奏すると、曹叡(ちなみに曹丕の子で清河長公主の甥に当たる)も夏侯楙をかねてから憎んでいたため同調した。
夏侯楙は冤罪で処刑されかかったが、段黙(だんもく)が夫婦仲の悪さに目を付け、功臣の夏侯惇の息子であることから慎重な裁定を求めたため、改めて調査し陰謀が発覚し、事なきを得た。
清河長公主や義弟らが処罰を受けたか否かは記されていない。

その他、曹丕に追放された曹植が謝罪に赴く際に、異母姉の清河長公主に仲介を頼んだとされる。

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