忍者ブログ

夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国志列伝――呉・徐盛  気骨あふれる名将



徐盛(じょせい)字は文嚮(ぶんきょう)
徐州瑯耶郡の人(177~228)

~経歴~
呉の将軍。
黄祖(こうそ)が数千の兵で攻めてきたとき、徐盛は二百の兵で応戦し千人に傷を負わせて大勝利。以後、黄祖が攻めてくることはなくなった。
ある戦で船団を率いていたときには、強風で船が敵陣の岸に流れ着いてしまう。他の諸将が恐れて船を出られないなか、徐盛はわずかの兵で出撃、あたりの敵を一掃して悠々と引き上げた。
曹丕(そうひ)が大軍を率いて現れたときには、他の誰もが笑うなか、川岸に延々と張りぼての矢倉を組ませ、川には張りぼての船を浮かべて大軍がいるように見せかけて、戦わずに曹丕を退却させた。
このように寡兵をもって大兵を防がせれば三国でも屈指の存在だった。
地味ながら、僕が呉で周瑜の次に好きな将である。


~逸話~
この逸話も印象深い。
呉は一時、魏に降伏したことがある。
その際に魏から来た使者は、傲慢な態度をとりつづけた。
それに憤った徐盛は、泣きながら諸将に叫んだ。
「私がだらしなく、魏も蜀も滅ぼせなかったから、こんな傲慢な人間ごときに、孫権様の膝を屈するはめになったのだ。なんという屈辱か」
それを聞いた使者は「こんな気骨の将がいるなら、呉が魏に降っているのも長くはあるまい」とつぶやいたという。

拍手[0回]

PR

コメント

プロフィール

HN:
小金沢
性別:
非公開

P R