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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―呉・陸績  陸家の麒麟児



陸績(りくせき)字は公紀(こうき)
呉郡呉の人(187~219)

~経歴~
陸遜と同族。
袁術(えんじゅつ)の命を受けた孫策に攻められ、父の陸康(りくこう)は太守を務めていた盧江を追われ、病を得て死んだ。以降、陸績は幼いながらも孫策のもとで頭角を現す。
9歳のとき、軍議の末席につらなっていた陸績は、張昭(ちょうしょう)、張鉱(ちょうこう)らが勢力拡大を唱えていると、声を張り上げて孔子の言を引き、徳を欠いた武力には賛同できないと反対した。陸績の非凡さに張昭らは感心した。
陸績は雄々しい風貌を備え、天文から数学までありとあらゆる書物に通じた博学ぶりで、龐統や虞翻(ぐほん)らはるかに年上の者にも一目置かれ、親しく付き合った。
だが直言をはばからなかったため孫権にはけむたがられ、僻地へと飛ばされた。
学者肌だった陸績は軍務を投げ出し、天文学に没頭し、魏に先駆けて正確な暦を作った。豊富な知識から自分の命日を予測し、その日から60年後に天下は統一されるだろうと予言した。
麒麟児の宿命か、33歳の若さで世を去った。


~逸話~
幼いころの逸話をもうひとつ。
袁術に面会したとき、陸績は出されたミカンを3つふところに忍ばせたが、おじぎをした拍子に落としてしまった。
袁術が「陸家の坊っちゃんはもてなしで出されたものをふところに入れるのかい?」とからかうと、陸績はひざまずき「母のために持ち帰ろうと思いました」と詫びた。
とっさの機転と孝行の心に袁術はいたく感心したという。

どうでもいいが「覇-LORD-」の袁術だったら問答無用で斬り殺していただろう。

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