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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―呉・闞沢  記憶力で世に出る



闞沢(かんたく)字は徳潤(とくじゅん)
会稽郡山陰の人(?~243)

~経歴~
呉の臣。
農家の生まれで貧しく、書物を書き写す仕事で学費をまかなっていた。記憶力に優れ、一冊写し終わる頃にはそのすべてを暗誦できるほどだった。
こうして学識を深めていき、暦にも通じるようになると孝廉に推挙された。
孫権が帝位につくと中央に招かれ、太子の孫和(そんか)の教育係に任じられた。孫権からの信頼は厚く、学問のためになにを読めばいいか闞沢に尋ねるほどだった。
闞沢は賢そうな容貌ではなく、また弁舌も優れず蜀からの使者に言い負かされることもあったが、貧しい家柄の出からか、誰に対しても謹厳実直な態度で応じ、決して陰口を叩くことがなかったため、人望は厚かった。あの虞翻(ぐほん)でさえ闞沢は当代随一の学者であると認めた。
闞沢が亡くなると、孫権は数日の間、食事も喉を通らないほど悲しんだという。


~演義での闞沢~
「演義」では登場が早く、赤壁の戦いでは「正史」とは逆に巧みな弁舌で、黄蓋の降伏を疑う曹操を騙して見せたり、呂蒙亡き後に陸遜を後任に推薦したりと要所要所で活躍している。

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