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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―呉・谷利  孫権を二度救った側近



谷利(こくり)字は不明
出身地不明(??~??)

~経歴~
孫権の側近。
もともと奴隷の身分だったが、解放され孫権のそばで仕えると、忠義に厚く謹厳実直な性格で、いいかげんなことを言わなかったため信頼を得た。

孫権が合肥を攻めたとき、張遼の先制攻撃で呉軍は大打撃を被り、さらに退却するところを追撃され、孫権は張遼とすれ違うほどの窮地に陥った。
逃げ道となる橋も落とされ、いよいよ進退きわまったかと思われたとき、谷利は孫権のうしろに回ると、その乗騎を鞭で叩いた。
孫権の愛馬は驚き勢い良く走りだすと、一気に河を飛び越えた。これにより孫権は逃げ延びることができ、戦後、谷利は都亭侯に取り立てられた。

また226年、孫権が戦艦を建造させ、その進水式を行った時、喜んだ孫権は遠出するように命じた。
だがおりしも強風が吹いており、転覆の危険があると見るや、谷利は船長に剣を突きつけ、もよりの港に引き返すよう命じた。
孫権が「阿利(利ちゃん)よ、お前が水が怖いとは知らなかったぞ」と皮肉を浴びせると、谷利は「もし転覆していたら殿の身が危ないと考えました。命令違反で殺されても本望です」と言い、感服した孫権は以降、彼を阿利ではなく、敬意を持って「谷」と姓で呼ぶようにしたという。

山賊に斬りつけられたり、虎に馬の鞍をかじられたり、溺れ死にそうになったりと、つまらないことで何度も死にかけている孫権の命の恩人の一人である。

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