忍者ブログ

夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―呉・孫静  控えめな末弟



孫静(そんせい)字は幼台(ようだい)
呉郡富春県の人(?~?)

~経歴~
孫堅の末弟。
孫堅が董卓討伐の兵を挙げると、後方の守りを固め一族をまとめた。
のちに孫策が王朗(おうろう)の守る会稽を攻めたとき、長江の対岸の砦に手を焼いていた。すると孫静は敵の備えが薄い査瀆に橋頭堡を築くべきだと進言し、自ら先鋒を名乗り出た。
川の水にあたる者が多かったため、孫静は瓶に水をくみ、それを煮沸させた。王朗はあらぬところから一斉に煙が上がるのを見て、伏兵が現れたのだと動揺した。孫静はその隙を突いて奇襲をかけ、周昕(しゅうきん)を討ち取った。間もなく会稽は落ちた。
孫策は孫静を激賞したが、孫静は恩賞を断り故郷に戻った。
その後、孫権の代になると官位を受けて中央に上がったが、長男の孫(そんこう)が反乱を起こした責任をとり、隠居して先祖の墓を守ったという。

なお他の息子たち、孫瑜(そんゆ)・孫皎(そんこう)・孫奐(そんかん)らはそれぞれ重職を務めたが、孫の孫である孫峻(そんしゅん)と孫綝(そんちん)は呉の末期に国を傾けた独裁者となってしまった。長男だけがやけに外れの血統だったと言える。

拍手[0回]

PR

コメント

プロフィール

HN:
小金沢
性別:
非公開

P R