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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝――呉・黄蓋  苦肉の策



黄蓋(こうがい)字は公覆(こうふく)
荊州零陵郡の人(?~?)

~経歴~
呉の老将。演義では鉄鞭をあやつる。

赤壁の戦いでのこと、周瑜はいわれのない軍令違反の罪で、黄蓋をむち打った。
これは魏のスパイをあざむくための作戦であった。
周瑜は黄蓋にわざと魏へ降るよう命じ、黄蓋は降伏すると見せかけ、魏の船団に火を放った。
この黄蓋の体を張った作戦から苦肉の策(くにくのさく)という言葉が広く知られるようになった。

が、これらはすべて演義の話。
実際の赤壁の戦いでの黄蓋はすこしかっこわるい。
降伏と偽り火攻めを実行したのは同じだが、戦いの最中に流れ矢に当たり、川に落ちてしまう。
兵士に救われるが、兵士はそれを黄蓋だと気づかず、便所に置き去りにしてしまった。
寒い季節で凍えるわケガで動けないわで苦しみながら、黄蓋は必死に助けを呼んだ。
どうにか韓当(かんとう)が声に気づき、一命をとりとめたという。

どうしてこの逸話が苦肉の策につながったのだろうか。
彼の名誉のためにつけくわえる。
辺境の山賊を討って大きな功績を立て、黄蓋は公平な姿勢で、民のみならず賊軍にも広く慕われていた。
彼が死ぬと、人々は彼の絵を描いて季節ごとに祭祀を行ったという。

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