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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―その他・石徳林  隠者・素寒貧



石徳林(せきとくりん)字が徳林。名は不明
安定郡の人(??~??)

~経歴~
隠者。寒貧(かんぴん)という異名を名乗っており、これは現代の「素寒貧」という言葉の語源である。

若い頃、長安で学び方術に興味を持ち、そのことから隠遁することを考え始めた。
211年に馬超、韓遂(かんすい)らが蜂起し、長安の周辺都市は一斉に馬超に味方した。その戦乱を避けて漢中に移り、曹操が馬超の反乱を鎮め、さらに漢中を制圧すると長安へ戻った。
その後、石徳林は意図的に人と会うことを避け、出仕の招きも断り、痴人を装い乞食のような生活を貫いたという。

と、これだけ書くと三国志に散見される、なぜ事績が伝わっているのか、そもそも意図的に人を避けていた人物の生涯を誰がどうやって聞き出したのか、全くわからない謎の人物である。
現代にも生き残った「寒貧」という言葉の響きが、強く印象に残り独り歩きしたのだろうか。

ちなみに『蒼天航路』では曹操と会い、曹操は彼にすでに亡くなっていた荀彧(じゅんいく)の面影を見出し、心に残る会話を交わす、いい役どころを演じている。

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