李大目(りだいもく)本名は不明
出身地不明(??~??)
~経歴~
黒山賊の頭目の一人。
黒山賊の頭目らは、もともと「猪のように強く燕のように素早い」という意味から猪飛燕(ちょひえん)と名乗っていた張燕(ちょうえん)のように、通り名を用いていた。
李大目も本名ではなく、目が人並外れて大きいことから李大目と名乗ったという。同様の命名として、ヒゲモジャだったことから于羝根(うていこん)、声が大きいことから張雷公(ちょうらいこう)と異名をつけられた頭目がいる。
張燕が姓を継いだ張牛角(ちょうぎゅうかく)のように、李は本当の姓だったのかもしれない。
なお黒山賊の頭目の一人として名前があがるだけで、李大目の業績はなにも伝わっていない。