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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―その他・劉繇  実は名君



劉繇(りゅうよう)字は正礼(せいれい)
青州東莱郡牟平県の人(156~197)

~経歴~
後漢末の群雄。揚州を領した。
皇族の遠縁であり名門として知られる。若い頃、おじが盗賊に捕らえられてしまい、劉繇は決死隊を率いて救出に向かった。盗賊の眠っている隙をつき、頭目を斬り捨て見事に盗賊を退けた。劉繇の名はとどろき、官途に推挙されることになった。
やがて県尉になると赴任先で、賄賂で私腹を肥やす高官を調べ上げ処刑して見せた。
兄の劉岱(りゅうたい)は曹操の盟友として知られ、彼ら兄弟は「もし2人を得られれば、2匹の麒麟・龍を得るに等しい」とまで絶賛された。
その働きは朝廷にも高く評価され揚州刺史に任じられる。しかし本拠地にと狙っていた寿春を袁術に奪われ、やむなく呉景(ごけい 孫策の叔父)を追いだし丹陽を奪い取ったのが運の尽きだった。
袁術の助力を受けた孫策に攻められ、連敗を喫し丹陽を捨てて逃亡。小勢力として抵抗を続けたが、もはや挽回の手はなかった。
皇族の遠縁という血筋を見込まれ、孫策には大義名分の旗代わりに使われた。失意のうちに42歳の若さで世を去ると、孫策は手厚く弔い、一族は呉の重臣となるのだった。

「演義」では単なるヘタレとして描かれるが、小覇王・孫策にさえ狙われなければ一大勢力を築いていたかも知れない、隠れた大器であった。

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