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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―その他・劉伶  竹林の七賢・天然



劉伶(りゅうれい)字は伯倫(はくりん)
豫州沛国の人(221~300)

魏の末期に酒と薬物に溺れながら清談を繰り広げた「竹林の七賢」の一人。
身長は六尺(約140cm)程度で容貌も醜くやつれていた。
彼は自分の身体を土や木と同じように考えており、シャベルを持った下男が押す手押し車に乗って、死んだらその場に埋めろと命令していた。

いつも泥酔していたため妻が身体を心配し禁酒を願い出ると、自分の力では不可能だから神にすがろうと、彼は供物として酒と肉を用意させた。
そして「天は劉伶を生み、酒をもって名を成さしめる。一度に一斛(十斗)を飲み、五斗ならほんの酔い醒ましだ。妻の言葉など慎んで聞くことはない」と祝詞を上げるや、供物の酒と肉を平らげた。

泥酔すると服を脱ぎ全裸になる癖があった。苦言を呈されると「私は天地を家、部屋をふんどしだと思っている。君はどうして私のふんどしに入り込んで来るのだ」と返したという。

七賢の中では最も世俗から離れた人物で、政治に関わった記録がない。また七賢の息子はいずれも秀才で知られたが、劉伶の子だけは全く評判が聞こえなかったともいう。

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