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夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―その他・何進  肉屋、天下に号令す



何進(かしん)字は遂高(すいこう)
南陽宛の人(134?~189)

~経歴~
後漢末の大将軍。元々は南陽で屠殺業を営んでいたが、同郷の宦官・郭勝(かくしょう)の推挙により妹が霊帝(れいてい)に嫁いだため高位に昇った。郭勝と親交があることからも、ただの肉屋の親父ではなく有力豪族であったと思われる。
黄巾の乱が起こると大将軍に任じられ鎮圧に当たったが、自ら戦場に赴くことはなく、洛陽で指揮を執った。
霊帝が死ぬと宦官の一掃に乗り出そうとするが、妹の何皇太后の反対に遭い失敗。宦官に深く恨まれることとなる。腹心の袁紹の意見で諸侯に呼びかけ、何皇太后の失脚をもくろむが、十常侍(宦官の中でも特に有力だった一派)に目を付けられ、袁紹に「軽々しく宮中に入るな」と注意されたが、しょせん相手は妹という油断もあったのだろう、不用意に出入りしたところを暗殺された。

死後、袁紹の仇討ちによって宦官は一掃されたが、そもそも袁紹が何進の命令と偽り独断で諸侯に協力を呼びかけ、結果的に何進が宦官に恨まれることにつながったのは皮肉なことである。
この頃から袁紹は知らず知らずのうちに失策を招いていたのだ。

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