忍者ブログ

夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝――その他・李儒  陰険軍師



李儒(りじゅ)字は文優(ぶんゆう)
司隷馮翊郡郃陽の人(?~?)

後漢の臣。
189年、宮中の混乱に乗じて実権を握った董卓は、皇帝の劉弁(りゅうべん)を廃して弟の劉協(りゅうきょう)を帝位に据えた。
翌年、劉弁に仕えていた李儒は、董卓の命令を受けて薬酒と偽り毒酒を献上した。
劉弁は病気でもないのに献じられた酒を毒と見破ったが、李儒が力ずくで飲ませ殺してしまった。

192年、董卓が死ぬと配下の李傕(りかく)らが代わって実権を奪った。
李傕が李儒を献帝(けんてい 劉協)の侍中に推挙しようとすると、献帝は兄の仇だとして逆に処罰を命じたが、李傕は「董卓の命令であって李儒の本意ではありません。罪なき者を処罰はできません」と主張した。
この問答の結論は不明で、李儒の事績も途絶えるが、李傕の意見が通ったことはまず間違いなく、李儒は侍中の役職を利用し献帝を監視したと考えられる。

「演義」では董卓の娘婿にして軍師として登場。呂布を寝返らせたり、袁紹ら討伐軍との戦いで策を立て大活躍した。
また劉弁はもちろん母の何太后(か)に毒酒を勧め、拒絶されると二人まとめて塔から突き落として殺している。
王允(おういん)が董卓と呂布との仲を裂かせる刺客として貂蝉を送り込んだ時には、その作戦を看破し董卓を諌めたが聞き入れられず「女の手に掛かって全員死ぬのか」と嘆いた。
最期は呂布の董卓暗殺に際して捕らえられ、車裂きの刑に処されてしまった。

拍手[0回]

PR

コメント

プロフィール

HN:
小金沢
性別:
非公開

P R