忍者ブログ

夢想大蛇

三国志と日本戦国時代の人物紹介ブログです

三国列伝―その他・禿髪樹機能  秦州活性化



禿髪樹機能(とくはつじゅきのう)字は不明
秦州の人?(?~279)

~経歴~
鮮卑の禿髪部の族長。三国時代末期に涼州を荒らし回り、晋の皇帝・司馬炎(しばえん)をして「蜀・呉の害よりも甚だしい」と言わしめた。

270年、晋の法改正に対して不満を抱き、反旗を翻すと涼州に攻め込み、秦州刺史の胡烈(これつ)、涼州刺史の牽弘(けんこう)を相次いで討ち取った。
胡烈、牽弘はともに蜀の征討で大功を挙げた名将であり、これほど名のある将が異民族の反乱で討ち死にしたことは、三国時代でも稀である。
だが晋の陳騫(ちんけん)は兼ねてから胡烈、牽弘を「勇敢だが思慮分別に欠ける」と上奏しており、皇帝・司馬炎はそれを、陳騫は二人の仲が悪いのを危ぶんでいると解釈し、任地を遠ざけて対処するだけに留めたことを激しく悔やんだという。

司馬炎は衛瓘(えいかん)、文鴦(ぶんおう)らを派遣して鮮卑を討伐し、樹機能も277年にいったんは降伏した。
2年後に再び反逆し、涼州を占拠した。樹機能の軍は兵も馬も鉄甲で武装していたが、迎え撃つ晋の馬隆(ばりゅう)は強力な磁石によって足止めし、鉄騎兵を打ち破った。
樹機能は敗走したところを部下の没骨能(ぼつこつのう)によって殺害され、禿髪部の10年近い反乱は鎮圧された。

拍手[0回]

PR

コメント

プロフィール

HN:
小金沢
性別:
非公開

P R